伊江島ハイビスカス園

伊江島ハイビスカス園

ハイビスカスのタイプについて

2023年01月25日

伊江島ハイビスカス園に咲いているハイビスカスには5つのタイプがあります。


原種

ハイビスカスの原種で、ハワイ諸島やインド洋の島々などに10数種が分布しています。原種の中には、香りのするハイビスカスもあります。伊江島には、9種類の原種を保有しています。


コーラルタイプ

フウリンブッソウゲの血を引く品種で、葉は小さくギザギザの切れ込みが入り、たくさん開花する系統ですが品種は最も少ないです。ほかの系統に比べて成長が早く5m近くまでに成長します。寒さには弱いですが暑さには3つの系統の中で最も強く丈夫で生育も旺盛なので、熱帯各地で庭植えにされた大きな株が見られます。挿し木で簡単に増やせます。


オールドタイプ

ハイビスカスの種類の中で交配された年代が最も古い品種で、ハワイアンタイプの母体となった品種の総称です。大輪系と比べると花は小ぶりで色彩の変化に乏しいですが生育が旺盛でよく花を咲かせます。暑さ、寒さには比較的強く丈夫で生育も旺盛です。沖縄では在来系の種類が増えていますが無名の品種も少なくありません。挿し木で簡単に増やせます。


ハワイアンタイプ

豪華で色彩の変化が豊富で、最も観賞価値の高い品種です。品種数も3系統の中で最も多く、大部分を占めます。ほかの系統に比べて開花管理が難しいですが、花や葉は大きくて、丸いものが多く枝は太くて節間が短いです。暑さに弱いため、夏は半日陰の涼しい場所での栽培が適しており、春と秋を好み開花します。主に鉢植えで栽培され性質が弱いため挿し木が困難なものが多く、一般的には接ぎ木苗で育成されています。


伊江島オリジナル

伊江島オリジナル品種は、伊江島ハイビスカス園で交配され、できた種を播種から育成し、他にない世界に一つだけのオリジナル品種となります。3系統より人気のある品種や丈夫な品種等をかけ合わせた珍しい品種となります。伊江島オリジナルならではのおもしろい品種名が特徴です。

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